褐色のスープは一見、豚骨に見えませんが匂い立つほどのとろとろうまうま。
かつて東京に豚骨ラーメンブームを巻き起こし、300m以上もの行列と目の前の環状8号線の大渋滞を引き起こした伝説の「なんでんかんでん」を思い出させるスープです。
この店があるのは福岡市から南に25km、筑紫野市から筑豊の飯塚に向かう旧道(長崎街道)沿い。周囲になにもないところに広大な駐車場を備えた昔のままのロードサイドラーメン店です。
麺は極細ではないストレート。普通で頼んでもたもた撮影していたらかなり量が増えた感じ。小麦の味がしっかりしておいしい麺です。
スタンダードな「ラーメン」は600円。
トッピングはチャーシュー2枚と多めの万能ネギという超シンプル。追加トッピングにキクラゲがなく、逆に「シナチクメン」(750円)が用意されているのが珍しい。
また、ゆで卵と高菜油炒めが無料というのが太っ腹。とくに高菜のおいしさは感動的ですらあります。
自家製餃子は揚げ餃子っぽくカリっというよりガリっという食感。
中はねっとりした餡がたっぷりです。
ワンタンメンも具だくさんのものがたっぷりです。
とにかくうまい豚骨スープに、いくらでも食べたくなる高菜。
かなり田舎のロードサイドラーメンですが、一度は行く価値はあると思います。
インスタグラムの動画はこちら。
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「一九ラーメン 筑紫支店」(福岡筑紫野・ラーメン)
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