「イタリア産生ハムとロディジャーノチーズの盛り合わせ」(980円)。
自ら名物と言うだけあって、生ハムはしょっぱさがなくてうま味が豊かで、刻まれたチーズもふわふわ。
量も多く、文句なしのおいしさです。
ここはナポリの名店「ダ・ガエターノ」から唯一暖簾分けを認められたというピッツェリア・ダ・ガエターノ。博多駅に隣接するビルの地下の店です。
もちろん目的はピザ。クワトロフォルマッジは一瞬、鼻がねじ曲がりそうな匂い(私は特に鼻が敏感)ですが、ひと口食べると青カビをはじめ重層的で芳醇な味が口のなかを満たします。
生地はふわっとして軽く、もたれる感じもありません。これは好み。そのほかのメニューも前菜から揚げ物までいろいろあって夜の飲みにも困ることなし。
「本日の活〆鮮魚のカルパッチョ」はこの日は水だこ。カルパッチョは塩がややキツかったものの鮮度がよく、昼だというのにビールが進みます。
また、「福岡ハーブ鶏のフリット」は手羽中にカリッとした衣をまとわせて揚げたもので日本人に馴染む味。
これまたビールが進んでしまいます。
カウンター主体でやや窮屈ですし、値段もピザそのものや飲み物が高めでお勘定でひるんでしまうところもありますが、大切な人とのひとときを過ごすなら、博多駅ではほかにない存在かもしれません。
ぜひ一度行ってみてください。
「ピッツェリア・ダ・ガエターノ」(福岡博多・ピザ)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40053075/