天下に名だたる秘湯・鶴の湯温泉で食べた「山の芋」定食です。
山の芋とは田沢湖周辺の名物料理で、ヤマノイモをすりおろして作った団子が入った鍋のこと。
芋のとろふわ感と豚汁のような味噌味のスープがとてもおいしく、気に入ってしまいました。
昭和50年代の創作とのことですが、すっかり地域になじんでいるようすがうれしい。
日本中、創作焼きそばばっかりじゃあんまりですから。
この日、本当は角館に行くつもりだったのを予定変更 、山を登り乳頭温泉郷に行くことに。
最初に行った蟹場温泉は泉質がピンと来なかったため、徒歩で鶴の湯温泉へ。
途中、熊の出そうな旧道を降り、古い吊り橋を渡って歩くこと1時間あまり。
ようやく着いた鶴の湯温泉は、堂々たる隠れ湯の趣。満点です。
ここで “デブに効く” 白濁の湯につかり、源泉を牛乳瓶に注いで飲んで大満足でした。
岩手の夏油温泉も秘湯だと思ってましたが、ここ鶴の湯温泉はそれに勝るとも劣らない秘湯中の秘湯です。
みなさんも秋田に行くことがあったらぜひ。普通はバスによる送迎もありますので。
「鶴の湯温泉」(秋田仙北・郷土料理)
https://tabelog.com/akita/A0504/A050401/5000026/