小さめの金目鯛でしたが、甘辛く煮付けられておいしかった。
「煮魚ランチ」1,100円。
金目鯛の煮つけに天ぷらに刺身にサラダ。この品数で1,100円は非常にお得です。
都心だったら1,500円はくだらず、新宿ならば1,980円してもおかしくないかも。
この店があるのは小岩。駅の北側のイトーヨーカドーの裏にひっそりとたたずんでいます。
この日は日曜。午前9時すぎに電話がかかってきて「10時に来い」と呼び出されました。準備して電車に乗ってたらとても間に合わないので、タクシーぶっ飛ばして中央環状線を北回り。着いたのは10時10分で、料金は1万円でした。
仕事が終わったのは12時。「孤独のグルメ」ではないですが、知らぬ街中で腹が減った…。
ウロウロしているとよさげな店を見つけました。
「五島の魚」という単語に九州人は敏感に反応します。
焼き魚ランチが650円、煮魚ランチが1,100円。
焼き魚と煮魚の間にかなり値段の開きがあるのは疑問には思いましたが、出てくるまではその理由がわかりませんでした。
出てきたのはお盆からあふれんばかりの料理の数々。
刺身はまぐろの赤身がふた切れですが、これがいいまぐろでおいしい。
天ぷらはもちろんあつあつ。エビ2本とエノキダケ、ししとう、ナスの天ぷらの盛り合わせ。エビは小ぶりですが、
ぷりぷりしておいしく、必要にして充分です。
サラダもサニーレタスだけの簡素なものではありますが、ちゃんと量があって盛り付けもきれいです。
そして煮魚は金目鯛。小さいものではありますが、しっかりと身がついていて味も濃いめなので食べ応えあり。この甘辛さは九州っぽい感じがして私は好きです。
なによりよかったのは、若い人がきびきびと働いていたところ。厨房もホールも、20代から30代の若者が主体的に動いていてすがすがしさを感じました。
小岩にはなかなか行く機会はありませんが、また来ることがあったらぜひ夜においしい魚を堪能したいと思いました。
「わか月」(小岩・鮮魚料理)
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13154765/