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ビフテキ家あづま(新宿・洋食)

ビフテキ家あづま

たれをかけた瞬間、ジューッという音とともに立ち上る湯けむり。

鉄板料理というのはこうでなくちゃいけません。

新宿・末広亭の隣にある「ビフテキ家・あづま」。

ビフテキ家あづま

ビフテキという名前が夢の代名詞だった時代は昭和50年頃まで。
昭和21年創業のこの店は、まさに戦後の人々の夢憧れとともに歩んできたといえます。

ただ世の中が豊かになり、米豪産ならばステーキが500円で買える時代。
夢が身近になりすぎたでしょうか。

ビフテキあづま

名物、「じゅうじゅう焼き」はシンプルそのもの。
どこからかき集めてきたんだというほど芯だらけのキャベツを鉄板に山盛りにし、その上に焼いただけの肉が乗って出てきます。

ビフテキあづま

客は、ほぼポン酢そのものであるたれをかけ食すだけという、ほとんど料理と呼べるのかどうかのメニューにも関わらず、注文から提供まで20分もかかるのも謎。
しかし、これこそ昭和の人々が憧れたまさに「洋食」なのです。

ビフテキ家あづま

味もまた、表現のしようがないほどシンプル。
焼かれて甘くなったキャベツ、牛肉にも交換可能な豚肉は予想よりも柔らかめ、たれはやや酸っぱすぎといった個々のパーツへの感想に終始してしまいますが。

事前の情報で「全席喫煙可」とあり、煙もうもうのなかで食べなきゃいけないのかと懸念したのですが、1階と地階で一応の分煙がなされているようで安心しました。

ビフテキあづま

もう一度行って、オムライスやハンバーグ、さらにはジャンバラヤなどの絶滅危惧種を食べてみたいと思わせる店でした。

 

 

「ビフテキ家あづま」(新宿三丁目・洋食)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13012037/

 

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

店舗情報

店名 ビフテキ家あづま(新宿・洋食)
ジャンル 洋食, ニッポンの洋食
TEL 03-3351-0188
住所 新宿区新宿3-6-12 藤堂ビル1F
ビフテキ家あづま(新宿・洋食)
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交通手段 新宿三丁目駅より徒歩3分
営業時間 11:30~21:50 日祝 11:30~21:30
定休日 無休

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