気づいたのは店内に置いてあった「再チャレンジ支援機構」の募金箱。
それに壁に貼られた大口募金者の名札。

目があったお兄ちゃんの目にもかすかな警戒心が感じられましたから、スマホで調べるとやっぱりそうでした。

過ちを犯し刑に服した人々にとって世間の風は厳しく、せっかく更正しようとした心が折れてしまい、再び犯罪に手を染めてしまうという悪循環に陥りがち。

社会で支援しよう、などと口で言うのはたやすいのですが、私自身もどうやっていいかわかりませんしやはり躊躇します。

それだけにこうやって実際に出所者を受け入れ教育しているこの店には敬意を表します。

頼んだのは「肉汁焼き餃子Ｗランチ」。
普通のが5個で580円のところ10個920円。

皮は厚めで硬め。肉汁の名の通り噛むとほとばしりますが火傷するほどの熱さと量はありません。
具は標準的な量よりやや少なめかな？

…いやいや、こないだ八重洲のバナナ餃子を食べたせいで基準が狂ってるのかも。
5個580円ですから立派です。

率直に言って味だけなら絶対的に秀でた感じではないのですが、食べることで出所者の更正のお手伝いがささやかでもできるのであれば、またぜひ行きたいと思いました。

「新宿駆け込み餃子(新宿東口・餃子)」
https://s.tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13180525/

「新宿駆け込み餃子」についての記事
http://m.huffpost.com/jp/entry/8885504