高田馬場で、若い夫婦が週一の間借りでやっていた激ウマカレー。
ここはほんとに唯一無二のおいしさで、曜日が合えば必ず行きたいと思ってたところ。
いつの間にか消えているので調べてみると、めでたく店を開いていたものの、その店はメキシコ料理専門店。えー。
あの激ウマカレーをなんで捨てる?
たぶん同じ意見があったのでしょう。この春さらにもう1店舗を大塚に開き、そっちでカレーを提供するようになったというのです。
ならば行かねばならない。あのココナッツミルクが絶妙のカレーを味わいに。
今朝早く久しぶりの勉強会に出て、次にあるお参りのため上野へ。時間は10時。
激ウマカレーの開店時間は11:30なので時間つぶ…いや、さらなる学びのために東京国立博物館へ。
チベット仏教の企画展で心洗われました。「死に打ち勝つ仏」という存在に驚き。
そして満を持して大塚へ。11:40。着いたら「きょうは12:00開店です」の張り紙。このクソ暑いなかさらに時間つぶせというのか…。
結局セブンイレブンで時間を潰し、12:00に行ったらまだ開いてない。中から姿が見えたのでしょう、慌てて女性が飛び出して開店したものの結局、カレーが出てきたのは12:25でした。
頼んだのは「エビと卵の具沢山カレー」(1,200円)。
スタンダードの「チキンカレー」よりも400円も高い。
おお、薄い玉子焼きがご飯の上に乗ってる。でもエビは?
まあいっかとサラサラのカレーソースをご飯にまとわせてぱくり。うまー。カレーというよりも、ココナッツミルクの風味を最大限活かすために作ったカレー味のスープ、あるいはソースといった感じ。チキンのだしと野菜のうま味が統合されているのです。
高田馬場にあったときは粘度が高く、日本米に合っていたのですが、いまは香り高いジャスミンライス。サラサラになったのはそのためでしょう。
とにかく唯一無二。
注文で辛さは選べませんが、選びたいと思わせないほどの絶妙な辛さ。それでも辛くしたいという味覚音痴は卓上の唐辛子粉でご自由に、ということ。
食べ進むと底のほうから大きなエビが3つゴロゴロと出てきました。ふわとろの玉子焼きとあわせて400円は充分納得です。
間借りのときに作っていた若い夫婦に会えなかったのは残念ですが、もうひとつの店で頑張っているのでしょう。
まずはチキンカレーからでもぜひ。完成されたこの味を体験してください。
みんなに知ってもらいたいカレーです。ぜひぜひ。
「ラモス食堂」(大塚・カレー)
https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132302/13273196/