ほんとうにおいしい店だけのグルメガイド
東京とっておき! !

存ぶん(都立大学・蕎麦)

存ぶん

牡蠣が焦げてる…。

焼き牡蠣というものはありますが、それは普通、殻ごと焼くのであって身をそのまま焦がしたものは初めて見ました。

存ぶん

これは「牡蠣南蛮」。
ただ、焦げてるからといって焦げ臭いわけではなく、だしはなかなか。
西早稲田の浅野屋の「牡蠣そば」には一歩譲りますが、おいしい蕎麦です。

存ぶん

ただ、この店の手打ちの二八は温かい蕎麦よりも冷たい蕎麦に向いてるようで、つゆのなかでブチブチになってしまうのが残念。

存ぶん

それと場所柄なのか、量が少ない。
大盛りを頼んだはずなのに他の店の普通盛りといった感じです。

存ぶん

この店があるのは都立大学駅。
かつて東横線沿線に住んでたのに、初めて降りた場所です。

存ぶん

駅から歩いて2分ほどのビルの2階。
通りに面した一面のガラスで店内は明るく、蕎麦屋というよりカフェといった風情。このお洒落さが量と価格に反映されているのでしょう。

存ぶん

ここで女の子が遅れて合流。
ちょっと足りなかったので、彼女の分を頼むついでに「二八せいろ」を1枚と「出汁巻き」を追加します。

存ぶん

この二八はおいしかった。

存ぶん

硬めで角がビシッと立った感じで香りもあって喉越しもいい。
わずかに辛めに振られたつゆもいい。最初からせいろにすべきでした。

存ぶん

でも、本当においしかったのは出汁巻きでした。
よくある、出汁をたっぷり吸ったはいいけど白っぽくて水ぶくれっぽい出汁巻きではなく、出汁がしっかり効いていながらもぶよっとした感じがないもの。筋肉質と言ったらちょっと変でしょうか。

存ぶん

この出汁巻きを食べるためだけにこの店を訪れてもいいかなと思えるほどでした。

存ぶん

ちょっと蕎麦の値段が高めですので正直、おひとり様にはおすすめしません。

素適な人とゆっくり時間を過ごしたいときにこの出汁巻きと蕎麦、それにおいしいお酒をお供にできたら最高でしょう。

 

 

「利き蕎麦 存ぶん」
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13203608/

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

店舗情報

店名 存ぶん(都立大学・蕎麦)
ジャンル 麺・粉もの, そば・うどん
TEL 03-3724-3881
住所 目黒区中根1-6-1 2F
存ぶん(都立大学・蕎麦)
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交通手段 都立大学駅から徒歩2分
営業時間 11:30~15:00 17:00~22:00
定休日 月 第2・4木

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