ニンニクの効いたハンバーグは初めてですが、これがけっこうおいしい。
ふんわり空気を含んで形成され、じっくり蒸し焼きにされているために、フォークを入れるとほろっと崩れる感じ。単体としてみてもかなり高水準の出来映えです。
ナポリタンは味濃いめのしっとり系。
麺の量が多いためまばらになってはいますが、細く刻んだハムも玉ねぎもけっこうたくさん入っています。トマトソースが甘みがあって単なるケチャップ炒めではないことを断固主張しているようです。
新橋駅前ビルの「ポンヌフ」。
来た客の95%、女性と老人以外は100%が注文してた「ハンバーグスパゲッティ」です。
「11:15ごろ」の開店を目指して11:00ごろに並んだときは先頭でしたが、10分過ぎに席に案内されたときには7人。店を出るときには11人に列が伸びていましたから、やはりみんなこのハンバーグが大好きなのでしょう。
ナポリタンは普通盛りでもけっこう大量。味が濃いめなこともあり途中でやや飽きてきます。
しかしテーブルにはそれを見越したように粉チーズとタバスコが。
粉チーズを振り、タバスコを適量かけると味が軽やかになり、また違った気分で楽しめるから不思議です。
セットで飲み物と一緒についてきた手作りプリンは甘さがかなり控えめで上品な味。ここはやはり喫茶店ならではの熟練の技、と言えるでしょう。
スタッフのおばちゃんたちの接客もよく、通いつめたくなるお店でした。
いやぁ、新橋はオヤジの天国だなぁ。
「ポンヌフ」(新橋・喫茶店)
https://s.tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13024964/