餃子1皿7個で700円から。
さすがに高いなぁ、と思います。でも、食べ始めたらそうは思わない。(酔いが回るせいか?)
しかも餃子だけはいちばん最初にまとめて注文することになってて追加は認めないという不思議な店。
頼んだのはプレーンの「ふつう」と、1/4くらいのかけらがそのまま入ってる「にんにく」(750円)。ふつうの餡はしっとりしたペースト状。甘さがあり柔らかくておいしい。
にんにくは皮と餡に包まれて蒸し上げられた感じでほっくほく。翌日の匂いを気にせず食べたいうまさです。
皮は注文を受けてからの手作り。主人が一個一個こねる皮はぷにぷにと柔らかく、噛むと楽しくなっていきます。やっぱりうまいわ。ここ。
ビールが小瓶(334ml)しか置いてないのはやや寂しいですが、いろいろ試せると前向きに考えましょうか。
その後、追加で頼んだのが「あさりの豆鼓炒め」(750円)と夏季限定の「鶏冷やしそば」(1,100円)。
あさりのほうは豆鼓がずいぶんとワイルドな風味で中国本土の路地裏の屋台に来てるかのよう。
鶏冷やしそばは深めの皿に氷を浮かべた透明なスープが並々と。
最初、水かと思いましたが、すすってみると鶏の味がしっかり溶け込んでいておいしい。
麺も歯ごたえよく、何よりも上にどーんと乗せられた蒸し鶏のおいしいこと。あっさりしながらしっかり。いい冷やし麺を見つけました。
高田馬場の線路近くにあるこの店、いつも混んでるので今回は17:30に行ってみたのですが、さすがに金曜でもまだガラガラ。
カウンター奥のほうでは常連の世界もありました。
早めに行ってサクッと呑んで食って帰る。この店にはそれが似合うようです。
ぜひ。
「餃子荘 ムロ」(高田馬場・餃子)
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13019237/