ミックススタミナ焼き定食(850円)です。
なにがミックスかというと、豚と鶏とレバー。
薄い肌色が鶏肉でその手前の小さな肉片が豚バラ、そして左の下のほうにある大きな塊が豚レバー。
野菜はニラ少々と茄子がまばらで玉ねぎちょっと。正直、肉多すぎ。
普通、スタミナ焼きといえばニラは必須としてもキャベツだのにんじんだのがほとんどで、肉はまばらに入っている、といったものが多いのですが、ここまで肉の割合が高いものは初めてです。
全体の量も多く、これで850円はお得。
さすが「孤独のグルメ Season2」の第2話の舞台となった店です。
しかしそれにしても三鷹は遠い。
土曜日にたどり着いたのは13:50。14:00閉店のはずが「準備中」の札。
仕方なく月曜に余裕を持って再挑戦したはずが、到着は13:40。
今回はギリギリセーフでした。
店内は、L字型のカウンターにテーブル席が3つ。「孤独のグルメ」が放送されたのが2012年12月ですが、店内はほとんど変わっていません。
ただ、番組では3人の女性が切り盛りしていたのが、女性ひとりにおじさんひとりの組み合わせとなっていました。また、番組でカウンターの上に並べられていた大皿料理は夜だけ。それは予習済みでしたので、今回は最初からスタミナ定食狙いでしたが正解でした。
一方で、失敗したことがひとつ。それは餃子を頼んでしまったこと。
スタミナの盛り付けがここまで巨大だとは思わなかったがための失敗です。
その餃子もどうやら店での手作り。皮は薄めでしんなりとしていて、あまり立体的ではありません。
噛むとまずニンニクの香りと辛みが口いっぱいに広がります。しかし餡の肉の風味があとから追っかけてきておいしい。昔懐かしい感じの餃子でした。
ボリューム多く味もよく、お値段お得の三拍子揃った、いまやなかなか見なくなった正統派の定食屋。
次は夜に行って、大皿料理を選ぶのに悩んで悩んで悩み倒したいと思います。
「お食事 樹」(三鷹・大衆食堂)
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13059752/