なんと端正なお肉…。
「カキフライはじめました」の張り紙につられて入ったものの、牡蠣ってそんなに量が食べられません。
もし途中で気持ち悪くなったりしたらと不安になり、カキフライは2個だけのサイドメニューとして頼み、メインはとんかつ。
店でいちばん安いとんかつ「熟成ロースカツ定食」(1,030円)にしました。
ここでは「特撰もちぶたロースカツ定食」(1,380円)を食べたことはありますが、ラーメン屋で素のラーメンを頼めないように、店で最も安いメニューを頼めない小心者の私にとって、初めてのメニュー。
出てきたのはまるで食品サンプルかのような端正なお肉でした。
色もこれぞきつね色、断面もきれいな長方形です。
味もそのまま端正そのもの。
何も足さない、何も引かない、というCMがありましたがそんな感じ。そこそこいい肉に無理をさせず、その持てる旨味を上手に引き出したといった感じでしょうか。
「特撰もちぶた」のほうがこれでもか、という旨味の洪水だったのに対し、やや控えめのこちらを好む人は意外に多いかもしれません。
カキフライも大きいのとやや小さいのの組み合わせでしたが、苦味えぐ味もさほどなく、いい挙げ具合でおいしかったです。
場所は四ツ谷の駅のすぐ北西、しんみち通りのアーチがかかった商店街を入ってすぐ。
今回は昼がカップラーメンだけだったため17:45に早めの夕食ということですんなり入れましたが、18:00にはもう行列でした。
もちろんランチタイムは毎日大行列のお店ですから、行くときは覚悟して行きましょう。
しかし、並ぶだけの価値は間違いなくある店。
至福のひとときが待ってますので、ぜひ一度訪れてみてください。
「かつれつ四谷たけだ」(とんかつ・四ツ谷)
https://s.tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13131643/