珍しい奄美料理を中心とした焼酎と鮮魚の店。
奄美料理の店といえば渋谷で1軒、1年間飛ばされてた鳥取に1軒ありました。鶏飯(けいはん)がおいしく、癒されていたことを思い出します。
西鉄平尾駅から徒歩3分。福岡市中央区の南の端にあるこの店。この近くはよく通るのですが、最近になってできてるのに気づきました。
「焼酎を愉しめる店」と看板にあり、気になっていましたがやっと訪れることができました。
店内はL字型の大きなカウンターにテーブル席が3つ。天井が高く空間にゆとりがあり、ざわめきが心地よく響きます。
頼んだのは「本日のお刺身盛り合わせ」(1,180円)と「島豚みそ漬盛」(580円)、それにサッポロ赤星中瓶(650円)。やはり最初はビールでなきゃ。
お刺身は様々な魚がひと切れずつ並べられたもの。アジ、ソデイカ、アナゴ、本マグロなどちょこっとずつ味わえて楽しい。
とくに軽く炙ってある対馬産アナゴと本マグロはおいしかった。
豚の味噌漬けといえば秩父のものが相当おいしいのですが、ここのもよく似た甘辛さでおいしい。豚のタンとバラの二種類で「盛」となっています。
ここで焼酎を。奄美の黒糖焼酎といえば「れんと」が好きで、以前買い続けていました。水割りを頼んだのですがちょっと薄すぎて味がわからないほど。ちょっと残念です。
追加で「鶏飯」(550円)と「自家製レモンサワー」(480円)を。
大きめのお茶碗に盛られてきた鶏飯は、鶏の出汁が効いてさらさらっといける具沢山の出汁茶漬けのようなもの。蒸し鶏も臭みなく味がしっかりあって、甘辛く煮た椎茸や錦糸卵、紅生姜など定番の薬味もいい味出しています。ただちょっと塩がキツかったかな。
レモンサワーは酸味と独特の甘みがうまく調和してゴクゴクいけます。メガを頼めばよかった…。
どの料理もおいしく、調理人の味覚の良さが反映されているかのよう。ちょっと値段は高め(福岡にしては)ですが、気の置けない仲間や大切な人との語らいの場として記憶に入れておくべき店です。ぜひ。
インスタグラムの動画はこちら。
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「焼酎と魚 よしみ」(福岡平尾・奄美料理)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40063362/