日本一の海苔弁。1,080円です。
GINZA SIXにあると知ってわざわざ地下鉄に乗り、買いに行きました。
売り場は地下2階。奥まった場所にある小さなコーナーでの製造直売です。
着いたのが12時前だったのですぐ買えましたが昼過ぎからは大行列で、ひとり5つまでと制限するほどの人気だそう。
買って帰って夜、軽くチンして食べた感想は、とにかく素材の良さが際立っていたことでした。
鮭の味がとても濃く、身がしまってます。そこらへんの鱒を使ったものとは別次元。
磯辺揚げのちくわもどっしりとして歯ごたえ堅く、でんぷんで増量された安物のちくわとはまったく別のものです。
海苔も黒々と輝き、一見で高級品だとわかりますが、食べてみるとその香り高さに嬉しくなります。
わざと焦げ目をつけたという玉子焼きも甘さがちょうどよくていいのですがちょっと小さいかな。
そしてご飯も少ないながらいい。
全体がとてもよくまとまっていて、たしかに海苔弁としての完成度は高いです。
しかしまあ「のり弁」を名乗るから1,080円という価格に驚くわけであって、考えてみるとデパ地下で1,000円を超える弁当なんて普通。
そこをこれだけ注目を集めるものにしたのはSoup Stock Tokyoを運営してきた(株)スマイルズの戦略勝ちと言えるでしょう。
とはいえ全体の量はとても少ないので基本的には女性向けでしょうが、食べたあとの満足感はしっかりあるのでダイエットなどにもいいかもしれません。
なお、もうひとつの弁当「山」のほうは鶏肉がメインですけど、スペシャル感がいまひとつありません。
この店では「海」つまりのり弁だけでじゅうぶんではないでしょうか。
「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り」(銀座・弁当)
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13207682/