【閉店しています】
高田馬場の名物立ち食いそばが閉店してしまう。
この事実を知ったのが深夜午前3時。
決心してシャワーを浴び、店に着いたのが開店時間の午前6時。
3番目の客でした。閉店前日とはいえ、さすがに並ぶ客はおらず。しかし土曜日ということもあり、7時には立ち食いマニアによる行列ができるはずです。
頼んだのは、東京の立ち食いそばの局地的メニュー「天玉そば」(520円)。
かき揚げに生卵が乗る豪華メニュー(立ち食いそばにしては)ですが、最近は衛生面のリスクから生卵を避けて温泉卵にする店が多くなり残念。しかしこの店はしっかり生卵です。
かき揚げの方はボテボテ。ほとんどが衣でフリッター状態。中の玉ねぎなど採掘するのが大変なくらい。メリットはお腹いっぱいになることでしょうか。
そばはもちろん「色のついた冷麦」といった感じで可もなく不可もないレベル。つゆは東京の漆黒辛味ではなく、やや透明で甘みがあっておいしい。
まあとにかく46年間お疲れ様でした。高田馬場の住民としてそんなにたくさん行ったわけではありませんでしたが、街の風景の片隅に溶け込んだ懐かしいお店でした。ありがとう。