喉の奥深くで感じる深いコクと辛さ。
普段食べるカレーとはひと味違います。
ガイアナ共和国のカレーというこの一品。
南アメリカにあり、最近西隣のベネズエラから領土の7割の割譲を迫られているという報道がありましたが、もともと日本人にとってはほとんど馴染みのない国。
いったいどんなカレーを出すんだろうと最初に訪れたのがちょうど2年前。その独特の味に惹かれました。ただ、平尾駅から東に徒歩10分くらいかかる高砂にあるため、そうそう来られず久々となってしまいました。
今回頼んだのは「あいがけ」(1,050円)。主力の「ガイアナチキンカレー」と「キーマカレー」の両方をかけたもの。チキンカレーの方を大盛りにしてもらいました。(+250円)
ビールをまず飲みたいので前回あった「ジャークチキン唐揚げ」も頼みたかったのですが、この日は無し。2年前は3個で250円という安さ以上に、カレー粉まみれの強烈に濃い味に衝撃を受けていました。もう一度味わいたかっただけに残念。
仕方なくビール(小瓶)をちびちび飲みながら待つこと15分。あいがけがやってきました。
チキンカレーのソース(ルー)はサラサラ。
各種スパイスの香りが強くストレートにガンっときます。インド風。
キーマカレーも水分少なめのドライな感じ。これもインド風。
このガイアナ共和国、かつて英国の植民地であり英領インドからの移民が多かったとのこと。カレーがインド風なのは必然なのです。
しかしそれでも違う強烈な個性が印象的。
病みつきになってしまいそうなその濃いスパイスに溺れてみてください。
「ママカリー」(福岡平尾・カレー)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40054006/