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梅むら(浅草・甘味)

梅むら

あんみつなどに必ず入っている黒い豆。

表面は硬く、噛むとボロっと崩れて中はボソッとして粉っぽくて。
あれをおいしいと思ったことなどなく、むしろ邪魔な存在だと思ってきました。

梅むら

ところが漫画「孤独のグルメ」に出たこの店の「豆かん」を食べて、黒い豆がこんなにうまいものであったのかと衝撃を受けました。

ふわっとして柔らかでほのかなうま味。

梅むら

誇張でもお世辞でもなく、普段甘い物をほとんど食べない私ですらやみつきになりそうなほどのうまさです。

梅むら

漆黒の豆は、よく見ると中心部に赤い光の点が見え、ルビーのよう。
光の加減によりますがその美しさに見とれてしまいます。

梅むら

この豆は、北海道産の赤えんどう豆。
これまで興味がなかったので名前を初めて知りました。
5時間も煮ているそうです。

梅むら

一方、寒天は臭みがまったくなし。

梅むら

寒天でおいしいのは新宿・小滝橋の神田川沿いにある「讃岐屋」のものですが、その寒天に匹敵する質の高さ。もしかしたら「讃岐屋」のものかもしれません。

梅むら

そして黒蜜は甘さ抑えめでさらっとしています。最後に底に残った黒蜜をすくってなめてみても、爽やかな甘さで口の中に残ったりしません。

梅むら

まさに三位一体。
シンプルゆえにごまかしがきかず、3つの要素のどれが欠けても「おいしい」とはならない気がします。

梅むら

さすが「豆かん」発祥の店。

梅むら

12:30から19:00と営業時間も短く、小さな店ですが、ぜひこの「豆かん」は一度食べてみてください。衝撃を受けると思いますよ。

梅むら

そのほか、あんみつやぜんざい、しるこなどもあり、持ち帰りもできますので。

 

 

 

 

「梅むら」(浅草・甘味)
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13008698/

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

店舗情報

店名 梅むら(浅草・甘味)
ジャンル カフェ・スイーツ, 甘味処
TEL 03-3873-6992
住所 台東区浅草3-22-12
梅むら(浅草・甘味)
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交通手段 浅草駅より徒歩10分
営業時間 12:30~18:30
定休日

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