ちょっと悲しいことがあったとはいえ、自分へのご褒美としては度が過ぎました。
洋食の夜のセットメニューで2,200円。
「ダブルポークカツレツと目玉焼きのせハンバーグステーキ」は、なんとトンカツが2枚!さらに大きめのハンバーグが鎮座する、超ゴージャスなデカ盛りメニューでした。
「ダブル」って書いてあっても、まさかトンカツが2枚だとは思ってなかった己の浅はかさを笑ってしまいます。
トンカツの衣は大きめですが、柔らかくてサクサク。肉は薄く、かつ丼に使うくらいのサイズで肉質もふんわり柔らかめ。いわゆる専門店のみっしり密度の高いトンカツを想像してるとちょっと拍子抜けしそうですが、これはこれでかなりおいしい。
一方、目玉焼きの下に隠れたハンバーグはつなぎがない粗挽き肉。密度が高く、どしっとした食感です。デミグラスソースは味が薄めでそのぶん肉の味を堪能できる感じでかなりおいしい。本来ならこれ一品でじゅうぶん満足できそうです。
ちなみに、以前ランチでもハンバーグを食べましたが、もっと細かい挽きかたでした。
ランチは全品1,000円ですからまあ違うのは当然でしょうが。
つけあわせの野菜も多様。
クレソンに柔らかくゆでられたニンジン、焼かれたポテトに湯剥きされたトマトにたくさんのサニーレタスと、これだけで立派なサラダ。
このサラダについてはもっと安いメニューでも同じですから素晴らしいものです。
しかしトンカツ2枚に大きめのハンバーグは厳しかった…。
しかもその前にジョッキでビールを頼み、アテとしてカマンベールのフライなんかを食べていたものですから入ろうはずがありません。
ほうほうの体で押し込んだものの、最後の焼きポテトだけは入りませんでした。
すべておいしかっただけに、欲張ったことを思いっきり後悔しました。
店内は木を基調にした暖かい雰囲気。その壁を埋め尽くすように写真やポスター、それにスターウォーズに関するグッズが所狭しと飾られています。
場所は池袋東口の北にある五叉路を右に折れてすぐ。年配の主人と若い女性のふたりだけで切り盛りする小さな店ですが、家族連れやカップルなど常連に愛されてることがよくわかる、宝石のような場でした。
池袋はドロドロした感じの街のイメージで、店も家族向けはあまりありませんが、ここは数少ないアットホームな店としてとてもお勧めできます。
ぜひ一度。
「キッチン Oh! Way」(池袋・洋食)
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13026350/