鯖の半身がダブルで980円。
片方は塩焼き、もう片方はみりん干し。
680円と780円の定食の両方のおかずがいっぺんに食べられるのですから、なんともお得な定食です。
西新宿の北のほう。かつて畑だったのがよくわかる細長い区画の真ん中にある「白銀屋」という居酒屋。
「炭火焼専門食処」と名乗るだけあって、ランチも全部焼き物。魚がメインですが鶏豚牛にハンバーグも炭で焼いちゃいます。
出てきた鯖はあっつあつ。
やっぱり焼き魚はこうでなくちゃなりません。
味噌汁は具が少なめ、大根おろしと漬け物がつくだけで納豆は70円のオプションだったりとシンプルな定食ですが、おいしい熱々の鯖に勝るおかずなどありません。
安くて熱くておいしいという、鯖好きにはたまらないお店です。
鶏も食べてみました。
「大山鶏の香味刺身ステーキ定食(880円)」は刺身だのステーキだの意味がわかりませんが、ついてきたキッチンばさみで切ってみると氷解。レアなのです。
肌色に変化しているのは表面から5mmほどだけで、中心部はサーモンピンク。
よほど焼く技と肉の鮮度に自信がなければお客に出せるものではありません。
これもまたうまい。
どうしてこういう店がわが家の近くになく、ラーメンなどのジャンクフードばかりなのか。
周囲のバカ学生に文句が言いたくなります。
西新宿の高層ビル街の北、青梅街道から細い路地を入ったわかりにくい場所にある店ですが、一度は行く価値がある店です。
「白銀屋」(西新宿・炭火焼き)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13047017/