真っ赤っかのスープは血の池地獄。
「らーたんめん 3辛」(800円)です。
スープのベースは野菜だけで作られたもの。薄く黄色がかった透明の野菜スープはすっきりした味わい。これに激辛辣油をあわせてパンチのあるスープに仕上げています。
この店の基本は「博多拉担麺」と名付けた坦々麺。いまでこそ福岡でも醤油や鶏白湯などいろんなラーメンが食べられるようになりましたが、かつて豚骨スープしか存在しなかった時代にあって、野菜スープで勝負した意気込みは凄いと思います。
麺は細めのストレート。ややどっしりというかもっさりした感じのある不思議な麺。食べ応えがあっていい。
肉味噌はペースト状のとろっとろ。
濃厚なうま味があって、麺に絡ませるとさらにおいしい。
サイドメニューの餃子も丁寧な作り。
高菜がテーブルに置いておらず、頼むと出てくる方式なのはコロナ対策となっていますが、大量に食べられてはたまらん、という本音も見え隠れします。
豚骨に比べコクや力強さに欠ける野菜スープを、坦々麺に仕上げることで高い水準の味にまとめあげてるこの一杯。
ぜひ一度、味わってみてください。
インスタグラムの動画はこちら。
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「まるたん」(福岡平尾・ラーメン)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40024451/