噂には聞いていましたが、初めての豚足の唐揚げは非常においしかった。
かすかに八角の香りがついた濃い味。衣はガリっとして中はとろっとしてなかなかおいしい。
普通のゆでて焼いた豚足は表面内側がぬるっとして気持ち悪さがあるのですが、油で揚げた際に中の脂肪分が溶け出すのでしょうか、唐揚げはコラーゲンだけが残ったかのようなぷるぷる食感です。
ここは美野島商店街。
福岡の都心を流れる那珂川のやや上流、百年橋近くにある細い路地に小さな店が並んでいます。
その一軒、民家を改造した中華の店。
木造住宅の壁をぶち抜いて作った広めの店内は木の柱が林立してユニーク。しかし温かみのあるいい雰囲気の店です。
自称・中華居酒屋なので夜はドリンク1杯の注文が必須ですが、メニューは四川のものが多くなかなか本格的。餃子は「焼き」と「水」と「海老入り水」があるなかで「焼き餃子」(410円)と「海老入り水餃子」(470円)を注文。
焼き餃子は博多のひとくちサイズではなく、標準よりやや小さいくらいが6個。
中には肉中心にみっちりと詰まっていて下味はしっかりながら控えめ。食べごたえありです。
水餃子はぷりっと膨らんでて、食感もぷりっ。
もちもちの皮のなかにやはり具がみっちり詰まっていておいしい。手作りのいい餃子です。
豚足が大きな塊3つとボリュームもあったためここで今回はストップ。
ビール(ヱビス)中瓶と合わせて2,110円とお手軽でした。カウンターで小学生くらいの女の子がまかないを食べてたりと家族経営の温かさを感じる素敵な店。
次は「四川土鍋麻婆豆腐」(950円)や「孤独のグルメ」の千葉の店にも出てた「ウンパイルー」(ゆで豚の四川ソースかけ)など激辛メニューを堪能したいと思います。
みなさんもぜひ。
「餃子厨房 虎爺」(福岡美野島・中国料理)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40024954/