袋の中で辛いタレを揉み込んだカニなどの海鮮が、テーブルの上にどばー。
これを手づかみで食べるのがこの店のしきたりであり、醍醐味です。
台湾からやって来たというこの店。
メインのメニューは基本的に三種類。
カニ入りの「クラブコンボバッグ」とエビ主体の「シュリンプコンボバッグ」。さらにロブスター入りの「ロブスターコンボバッグ」。「クラブ」と「シュリンプ」の違いは単に、カニの有る無しかと思いきやイイダコ・チキン・ブロッコリー・コーンが「クラブ」の方には入っていてそれぞれ2人前で7,000円と6,000円でその差1,000円。(ランチの場合)
カニにこだわらなければ意外に安い。
季節限定もあり、今回頼んだのは「スプリングコース」。
「クラブ」と「シュリンプ」の中間といった内容に加えてバーニャカウダ風サラダとスペアリブがつく豪華版。
スペアリブはハニーBBQソースで甘辛に仕上げられたものがドカッと出され、骨一本ごとに切り分けて食べていきます。(これにはナイフとフォークがつく)
柔らかくて味付もよくおいしい。これだけでお腹いっぱいになりそうです。
メインの海鮮のほうはソースが三種類。
スタンダードの「シグニチャーソース」はマイルド・辛口・超辛口の三段階の辛さが選べる赤いソース。今回は初めてということで辛口にしてみましたがなかなかに刺激的な辛さでビールが進みます。
そのほか「レモンガーリック」と「ビーツのブールブラン」も選べますがまずは代表的な味を試してからでいいでしょう。
しかしまあカニやエビはもちろん、野菜なども手づかみで食うというのはなかなかほかではできない体験で、実際に食べる量はそう多くなくても満足感は高くなります。
途中、ショータイムがあってスタッフの女性たちの踊りも見られたり、けっこうテンションは上がりますが、ゆっくり会話を楽しむという感じではないので(殻むきで忙しいというのもある)誰と行くかは難しい感じ。
現在は新宿と大阪の2店舗。以前は福岡にもあったようですがコロナ禍で閉めてしまったようです。
新宿は東口駅ビルのルミネエストの隣。比率としては若者が多い店ですが、大人でも充分楽しめるしっかりした味でした。かしこまらずに済む仲良しと、ちょっとエキサイティングな食事をするにはなかなかいいのではないでしょうか。
「ダンシングクラブ東京」(新宿・海鮮料理)
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13173226