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味の萬楽(御茶ノ水/秋葉原・ラーメン)

味の萬楽

ラーメンと中華粥が中心のお店ですが、チャーシューのうまさが際立っています。

味の萬楽

しっとりとしていてうま味ぎっしり。
味付けも濃すぎず適度。そして特徴的なのがフチの黒さ。煮たあとで表面をじっくり炙ったもので、これがまたこくを与えています。

味の萬楽

このチャーシューだけを食べるために店を訪れる価値があります。

味の萬楽

スープはシンプルな鶏ガラベースの醤油味。ちょっとチャーシューのこげの風味が移っているのかやや雑味が。

味の萬楽

麺はちょっとゴムっぽい食感で表面のしっとり感がない感じ。麺を別の物に替えたらチャーシューに釣り合う気がします。

味の萬楽

この店があるのは昌平橋のたもと。
秋葉原と御茶ノ水の間、レンガでできた古い高架橋の上を、オレンジ色の電車が大きくカーブしていくその前にあります。

味の萬楽

小さいながらも壁に紅白幕をあしらったかのような目立つデザインのこの店の創業は明治45年。明治時代最後の年です。

味の萬楽

それから100年以上もの歴史を受け継ぐのはひとりの女性。テンション高く溌剌と「いってらっしゃい」と客を送り出してくれます。

味の萬楽

この店のもうひとつの名物がおかゆ。

味の萬楽

本格的な中華粥で米粒がほぐれ、花が咲いたよう。

味の萬楽

だしもしっかり効いていてそのままでじゅうぶんおいしいのですが、卓上に置かれる腐乳を入れるとなおおいしい。

味の萬楽

冬には朝も営業し、たくさんの人がこのお粥で暖を取ってから仕事に向かうというのもよくわかります。

ラーメンなどとのセットのほか、単品もありますのでダイエットにもいいですし二日酔いや体調不良のときなどにも。

味の萬楽

普段は午後3時までの営業ですが、酒もあるにはあるようですのでチャーシュー単品にビールで昼飲み、というのもやってみたい気がします。

味の萬楽

そうそう、その締めには季節限定の冷やし中華がいいかもしれません。普段使いにぜひ。

 

 

 

「味の萬楽」(小川町/淡路町・ラーメン)
https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13021383/

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

店舗情報

店名 味の萬楽(御茶ノ水/秋葉原・ラーメン)
ジャンル 麺・粉もの, ラーメン
TEL 03-3251-0213
住所 千代田区外神田2-3-9
味の萬楽(御茶ノ水/秋葉原・ラーメン)
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交通手段 秋葉原駅より徒歩5分
営業時間 11:00~15:00
定休日 土日祝

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