博多の焼肉屋に「ブーメラン」という部位がありました。
上の写真は福岡の肉屋「やま屋ミート」さんのものを借りてきましたが、
たしかに見た目が「く」の字でまさにブーメランそのもの。
ぜひ民進党系の皆さんはこれを食べて「伝統芸」を磨いていただきたいものです。
さて今回、福岡に住むチベット人の友人と一緒に焼肉を食べようと思ったのですが、博多の焼肉屋は中国人観光客だらけ。
食べログ上位の店は日曜17:30だというのにことごとく大行列か予約でいっぱいで、10軒近く電話してようやく空いてたのが博多駅から800mも離れた「ばかとあほ」という名前の店でした。
行ってみると狭い店内はカウンターのみ。店の外にビニールで囲いを作って4人用のテーブル席が3卓追加されています。
メニューはホルモンが中心のようで、店の名前も変だし、こりゃあ失敗したかな…。
ところが「ブーメラン」はリブロースの外の肉で、食べてみるとめちゃめちゃうまい。
また「ヒレ&バター」は七輪の上に小さなポットを置き、熱したバターでヒレ肉を焼いて食べるというものでこれもなかなか。
「ビンタ(頬肉)」や「カットサーロイン」など選んだものすべてがいい肉でした。
最後に「ネギPタン」という、豚タンの上に青ネギ山盛りのまま焼くこの店の名物も食べましたが、これで450円は非常にお得。
この店の高い方のメニューを中心に頼み、ビールもふたりで浴びるように飲んだのに勘定が1万円しませんでしたから、主力のホルモンを中心に頼めばひとり3,000円でお釣りがくるかもしれません。
福岡というと、サバをはじめ新鮮な魚介類、というイメージはありますし実際にそれは正しいのですが、たまにはガツンと肉、というニーズにも十分応えられる街のようです。
福岡に行かれる際は、一夜くらいは肉をどうぞ。
ここは穴場でおすすめです。
「ばかとあほ」(福岡・焼肉)
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40013564/