揚げたてアツアツの海老天が2本乗って、たったの550円。
うどんとしてもうこれだけで感激です。
海老はじゅうぶんな大きさで、太いとは言えないけど決して細くはない。衣が軽くサクッとした歯触り、そしてつゆに溶けた衣の出すうま味もいい。いい揚げ油を使ってるのでしょう。
福岡の郊外にある二日市温泉手前のうどん屋。
古い木造の小さな店ですが、昼どきにはカウンターを中心とした客席が完全に埋まります。
安さだけではなく、ちゃんとしたおいしさが人気の秘密。
つゆもしっかりとだしが効いていて安いからといって手を抜いてません。
麺は真っ白でふやふやの福岡ならではの腰なし麺。だしのうま味をたっぷり吸いこんでこれもまたうまい。
うどんだけでなく、よく煮込まれたおでんもまたおいしい。
さらにキラーコンテンツである揚げたて天ぷらの定食、さらには日替わりの定食など、毎日通っても飽きないようなラインナップ。
営業時間も早朝6:00から15:30となっていて、駅の立ち食いそばのような朝食需要にもしっかり応えています。
後日、天ぷら定食も食べてみました。やはり揚げたてサックサク。
海老はもちろんのことキス、イカ、ピーマン、さつまいも、しめじ、そして豚肉が入ってくるところが九州でしょうか。
夫婦とときにおばあちゃんが切り盛りしてて、気さくで奥さんはとくに話好き。顔見知りになると店内のテレビに映るニュースをネタに話しかけてきます。この人懐っこさ、地方ならではです。
なんか親戚の家に来たかのような温かさ。とくにドライブ途中の朝食と昼下がりの軽めの昼食には非常に便利ですので、ぜひ行ってみてください。
「吉田屋」(福岡筑紫野・うどん)
https://tabelog.com/fukuoka/A4003/A400301/40002794/