4回通って、やっと納得する一品に会えました。
担々麺。
日本式ではありますが芝麻醤少なめでドライな感じ。
麺は細めのストレートでコシがあり、鹹水はない感じ。
肉味噌は水分少なめで味も濃いめですが量も少なくなく、麺を食べ終わった後に底からレンゲですくいとる作業も楽しめます(個人的な趣味)。
なぜ4回も通いつめたか。最初に通りかかって良さげに見え、ネットでの評価も高いというのに、納得できる一品に出会わなかったからです。
最初は「麻婆豆腐」。
まず油多すぎ。油の海に浮かんでるかのようです。オヤジにはちょっとつらい。
そして豆腐が細かく砕かれてボロボロ。これがこの店の特徴だそうですが、個人的に麻婆豆腐は豆腐を食いたい。まあ「激辛」にしてしまったのも印象悪くなった原因でもあるのですが。
次の「五目入りあんかけ焼きそば」は麺が細いのがユニーク。
ただこれ、担々麺用の麺をそのまま流用してるのかもしれません。
餡は醤油味で普通。
3回目は担々麺にしようと思っていたのですが、暑かったので汁無し担々麺に。
ところが来たのは生野菜山盛り。半分くらいサラダの下に麺は少なめ。メニューをよく見ずに注文した私が悪いのですが、「冷やし汁無し担々麺彩りサラダのせ」で、明らかに女性向けでした。
4回目でやっとたどり着いた担々麺。
この店では最も私の好みに近く、辣油の量も適度で、こってりしたスープがおいしい。細い麺も合っています。
たぶん、最初の麻婆豆腐も激辛にせず、大辛にしとけば印象が大きく変わっていたのかもしれません。
上の4品はランチメニューで、辛い炒飯か杏仁豆腐がついて950円です。
「峨嵋山」とは四川にある仏教の聖地。本場の雰囲気漂う料理と、店の奥さんの温かい接客に接しに、行ってみてはいかがでしょうか。
「峨嵋山」(四谷三丁目/曙橋・中国四川料理)
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13012199/