八丁堀に先月オープンしたばかりというこの店は、長崎の牧場の直営だそうで黒毛和牛食べ放題が売り。
希少部位も食べ放題で飲み放題もグレードアップというコースにしたところ最初に出てくる重箱は、開くともわ~っと煙が出てくる玉手箱の演出でした。まあ単にドライアイスの小片を水に入れただけの演出ですが、スペシャリティ感があって悪くありません。
焼き野菜も含め全部食べてからお代わり可能というシステムですが、遠慮を知らない連れにとっては何の障害にもなりませんでした。
連れて行ったのは、ふだん非常に倹約し、カップ麺かカレーしか食べてないという若者。栄養をつけさせてあげようとときどき食べさせてあげているのですが、その食欲は遠慮というものを知らず、たまりかねて今回は食べ放題の店にすることに。
とはいえ食べ放題と言っても「安かろう悪かろう」のあまりに品質が低くパサパサした肉じゃ悲しい。そこで調べていたらオープンしたばかりというこの店に行き当たりました。
しかし私のお財布はよかったものの、店を潰すんじゃないかというほどの食べっぷり。
若者はタン2人前、カルビ2人前、ハラミ2人前を追加注文。
希少部位盛り合わせの重箱も追加しさらにタン、カルビ、そしてホルモン…。
若者の食欲は果てがありません。
肉はたしかにそこそこのもののようで、サシが入っていておいしい。
次から次へとお願いする追加注文に、戸惑いながらもいやな顔ひとつせずに対応してくれたスタッフも立派でした。
そして肉丼、卵入り肉丼とひとりで2杯も立て続けに平らげ、彼女はやっとお腹いっぱいになってくれたらしく、最後にアイスクリームで締めてくれました。
繰り返しますが、肉質もよく、スタッフの対応もよくて満足でした。
ただ正直、店員さんの視線が痛い去り際でした。
この店がずっと存続することを願います。
「みやもと牧場」(焼肉・八丁堀)
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130203/13211167/