ソフトバンクの孫正義がしきりに吠えている。
100億円という巨額の個人資産の寄付にはじまって、
公約である「電波改善宣言」の3月末での基地局12万達成宣言、
さらには「原発国民投票」や「自然エネルギー財団」の設立ときた。
しかし。
どんどん過激になっていく発言は、どれもこれも
ソフトバンクが東日本大震災において最も大きなダメージを受け、
復旧もまた一番遅れたことを必死でごまかしそうとしている、
というのが透けて見えるようで悲しい。
機材も電波も不足 出遅れたソフトバンクの巻き返し策 (日経電子版「モバイルの達人」)
1兆5,000億円もの巨額の有利子負債の返済を優先するあまりに
基地局への投資を怠り、それで顧客の不満が募るとあわてて
「電波改善宣言」を出してごまかした孫正義。
2月末の基地局数が10万足らずだったのが、震災のさなかに一気に
2万局も増やして「12万を達成できました」なんて話
を信じるのは、
twitterの孫正義信者か、原口一博ら民主党の面々くらいのものです。
どこかにまやかしがあると思う方が自然というものでしょう。
そもそも、
いざというときに繋がらない携帯電話なんて、
現代において意味があるというのでしょうか。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/
コメント
久々にいいこと言いました。
岩手ではソフトバンクの携帯がいつまでたっても
繋がりにくいため、「岩手めんこいテレビ」では
毎日のようにソフトバンクでの通信状況を調べて
発表していたと女房が言ってました。
だいたい原口氏が総務大臣の時「光の道構想」か
なんかを発表してましたが、なんの事はない
NTTの光回線へ只で乗り換える為の方便でしか
なかった事が判明してますが、政治家と結託して
動き回り、表では慈善家ぶってかっこいいこと
ばっか言い募ってるとしか見えません。
じっくりと観察して正体を見誤らないように
しないといけませんね。
久々に、っていつもいいこと言ってるじゃないですか。
ボーダフォンを買収する前からソフトバンクを知ってるなら、
孫正義にすっとつきまとってきた“虚業”のレッテルは
一度は耳にしたことがあるはず。
ボーダフォン買収によってようやく“実業”を手にしたわけです
けれども、その代償として彼は莫大な有利子負債を抱え込んで
しまったわけです。
100億円の寄付っていうとすごいですが、彼にとっては
ソフトバンクが破綻したらこんな金額では済まない資産の毀損や
返済義務が発生するはずですから、こちらを選択したにすぎない
ということでしょう。
しかし小泉政権の宮内(オリックス)といい、民主党政権での
孫正義といい、最近なぜいわゆる政商が跳梁跋扈するように
なったんでしょうかねぇ。
「規制緩和」と言う錦の御旗があるから、何か旨い汁を求めて立ち回る
人物が現れてくるのでしょうね。タクシー業界なんか悲惨なもんですよ。
新規参入が原則自由ですから、台数ばっかやたら増えて歩合制が基本の
運転手が食えていけなくなっているそうです。
で、サービスが向上したかと言うと全く逆で、素人同然の運転手が増えて
今度は値下げする業者まで現れて、安かろう悪かろうという状態になりつつ
あります。
なんか商業活動が殺伐としてきた感じを受けます。数年前ある会合で
近江商人の商訓で有名な「売って良し、買って良し、世間良し」と言う
話をしましたら、後の懇親会でさる会社の会長さんから「ちょっと順序が
違うんですよ。先ず世間良しが最初に来るんですよ」と注意されたことが
ありました。
企業は先ず社会に貢献するものでなくてはならないという戒めと言う事だと。
企業倫理と言う事が大切なのは今回の大震災でも良くわかりましたね。
タクシーの規制緩和の弊害なら、東京はその見本市市場みたいなもんですよ。
とくにひどいのが緑色の○京無線。
狂ったように増車して、運転手の教育がまったくダメ。
車線の真ん中で急停車して客を拾うわ、道ばたのビルに立ち小便はするわ。
証拠写真撮ってますけどね。
写真とって強請るとか?
そんな、秀さんじゃあるまいし。
じゃ写真譲って・・・・
いやです。