それは、絶海の孤島にひとりたたずんでいました。
小笠原諸島、父島の近くにある「ひとまろ岩」。
小さな無人島の突端にある、不思議な形をした岩です。
その姿は、烏帽子をかぶった坐像のように見えます。
この姿が万葉の歌人・柿本人麻呂に似ている、
ということからついた名前が「ひとまろ岩」。
江戸時代末期の「小笠原回収」でこの島にやってきた
小花作之助の資料にも、この岩についての記載が
あるといいます。
近江の海 夕波千鳥 汝が鳴けば 心もしのに いにしへ思ほゆ
北を向いて座っているこの姿を、遠く1000キロ離れた
故郷を思う自らの姿に重ねて人麻呂と名づけたのでしょうか。
しかし意外にもこのひとまろ岩、父島のすぐ北にあるというのに、
現在の父島住民のほとんどはその存在すら知らないとのこと。
こんな立派な姿の岩が、観光資源として
活用されていないのはもったいないことです。
コメント
私、磯釣師ですからこの手の岩は色々と知ってます。
勝手に釣師がつけたものも随分とありますが、
「立神」という名前はどこにでもありますね。
男女群島には「帆立岩」とい有名な磯もあります。
「立神」も「帆立岩」も海の中にニョキと屹立した岩を
指すことが多いようですね。
私が良く行く周防大島の大水瀬島には「ラクダ」と言って
正にフタコブラクダそっくりの岩がありますよ。
そうそう、小笠原に行く途中で「ソウフ岩」って見ませんでしたか?
一度は行ってみたい磯です。
秀さんらしからぬまじめな文章でびっくりです。
秀さんのことだから「みんみん(♂)も島流しになって、
こんな姿でたたずむんでしょうねぇ」とか揶揄するかと
思ったのですがねぇ。
私は本当は真面目な人間です。
相手に合わせてやってるだけですよ。
どこがですか。
REEさんに聞いてみましょうか?
REEさんだろうが、チェンさんだろうが
誰にでも聞いてください(キッパリ!)
いいんですか?ほんとに。知りませんよ。
あの“とっておきの黒幕”と言われたREEさんに聞いたら
秀さんの悪行の限りが出てきますよ。
ついでに、なまこ様にも聞きますよ。
そんな事言っていいんですか?
自分だって陰できったない事してるの
バレバレになりますよ、ダンナ・・・
私は聖人ですから。
さしずめシヴァ神・秀を従えたブラフマーといったところでしょうか。