出てくるべくして出てきました、YouTubeに。
尖閣諸島の中国漁船衝突事件のビデオ。
明らかに、海上保安庁が撮影したもので、
衝突してくる瞬間が鮮明に撮影されています。
これを見れば、中国漁船側に悪意があったこと、
進路を変更して故意にぶつけてきたことは
誰にでもわかります。
敵意剥き出しのこの船は、ただの漁船ではなく
工作任務も担っているものとしか思えません。
事実、スプラトリー(南沙)諸島においても、中国が占拠する
きっかけとしたのは漁船によるトラブル。
9月の事件も、いわば常套手段。
トラブルを起こし、尖閣諸島を奪う口実を作りたかったのでしょう。
しかしあらためて驚くのは、事件から3週間以上もたった
9月30日の時点で、菅直人はこのビデオを「見ていない」と国会で
答弁したこと。信じられません。
国の根幹を揺さぶるこの事件の、決定的な証拠映像を見ないまま
中国への対応を指揮していたのだとしたら、一国の首相として
完全な不適格です。
早期にこのビデオを公開していれば、中国はむしろ強硬な態度には
出られず、ここまで日中関係がこじれることはなかったはず。
なぜ、一般の国民にこの映像を見せようとしなかったのか。
菅内閣、とくに仙石官房長官の背後に、大きな”闇”が広がっている
ような気がします。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/
コメント
しかしまあ誰が流出させたんでしょうか?
政府が陰でこっそり流出させたとしたら・・・・
民主党政権内部から出たのだとしたら、それはもう
“自爆テロ”でしょう。
小沢一派から、というのはありえるでしょうが。
どうも官僚ルートのような気がしますね。
これらのVTRには最初に文字入りの画像などが入っていて
「人に見せるための処理」がなされています。
海上保安庁は関係各省庁にコピーを配ったとしてますから、
外務、国土交通、防衛、法務(検察)などの省のどこかからの
ルートではないでしょうかね。想像ですけど。
だとしたら民主党政権への官僚の反逆ということでしょう。
先だっての警備情報流出事件とか、
ネットの世界は正に無法状態ですなぁ・・・・
かつては情報を握っていたほうが物事を支配できたもの
ですけど、今や情報は皆のものになりましたね。
情報は操作して使うものになったのでしょうかね。
そういえば国家にサイバー部隊の無いのはどうも
日本だけのようですね・・・・・・・・
いや、こういう時代だからこそ情報を握っている者が
強くなったと言えるのではないでしょうか。
昔なら、情報を持っていても新聞やテレビくらいしか
表に出す方法がなかったのが、いまや瞬時に世界中に
流せるわけですからね。
秀さんの「遭難しそうです」のメールだって、ここから
世界中に流れて“やっぱ中高年の登山は問題だねぇ”と
みんなが問題意識を新たにするわけですよ。
いやあ、すごい時代になったものです。
私の事は持ち出さなくても結構ですって。
しっかし、ニュースは正に作り出されるものなんですねぇ・・・・
放っておけばどうって事ないことなのに。
こうした問題が起きてしまうのは、海上保安庁の巡視艇の能力が低く、
武装も貧弱であることが相手に見透かされているからなんですよね。
後方にちゃんと自衛隊のプレゼンスがあって、海保と海自の連携が
とれていればいいんですけどね。
資産家の秀さん、ちょっと尖閣諸島に釣りにでも行って、
“経済活動の実態”を作ってきてくださいよ。
まあ巡視艇の最高速度が24ノットですからね。
その辺の瀬渡し船のほうがよっぽど高速ですよ。
鉄板だってペラペラで装甲の呈を成してません。
こんな巡視艇にインド洋の海賊対策をやらせようと
したなんて、全く海の素人ですよ。
それと海保と海自ってものすごく仲が悪いんですよ。
海自の船が事故を起こすと海保が出て行って調べる
わけですが、日本以外の国では有り得ませんからね。
まあ戦後のシステムの軋みが色んなところで露呈してる訳ですなぁ・・・・
海自と海保の関係って、陸自と警察の関係そっくりですよね。
領海警備はやはりちゃんとした武器を持ってしないと、
今回のようにナメられるだけです。
海自が担うか海保が担うかは別にしても。