失踪から逃亡、そして逮捕へ。
今回の”酒井法子覚醒剤騒動”で最も強く感じたのは、
こんなにも多くの男たちがのりピーを好きだったのか、という驚きです。
のりピー絶体絶命の危機に直面してはじめて
職場でも、友人関係でも、そしてメディアでも、
我もわれもという感じで、男たちが一斉に
のりピーのファンであることを熱く語り始めました。
その光景が示すのは逆に、いかに多くの男たちが
のりピーのファンであることをこれまで隠し続けてきたかということ。
そりゃあそうでしょう、「うれピー」「いただきマンモス」などとしゃべる
すっとんきょうな女の子が好きだなんて周囲に知れたら、
それこそ変態扱いとまではいかないまでも
白い目で見られることは確実。
これまで地下に潜伏し、密かにファンを続けていた彼らは、
のりピー絶体絶命の危機にようやくカミングアウトし、
表舞台に現れることができたのです。
写真は、JR九州が発売したオレンジカード。
のりピーは、当時まだ発足間もないJR九州のイメージガールとして、
たくさんのオレンジカードになりました。
当時ののりピーはまだまだアイドル。
かなりの数のカードが飛ぶように売れ、しかも使われないまま
保管されたでしょうから、JR九州の財政にはかなり貢献したはずです。
ふと気がつくと、私の机の中からこれらのオレンジカードが
たくさん出てきました。
今回の事件によってカミングアウトした男たちに、
高く売りつけることはできないでしょうかねぇ。
(実は数年前に一度、Yahoo!オークションに出して売れませんでした…。)
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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