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カトリック幼稚園の野望。

2010.08.06

 

 

私と兄姉の三兄弟は、同じ幼稚園に通いました。

カトリック幼稚園。

この幼稚園、いま考えるとすごく立派な場所にありました。

 

 

 

福岡市近郊の片田舎とはいえ、
駅の目の前の一等地に50m四方、約700坪の土地を持ち、
天井の高い大聖堂をはじめ立派な運動場も持っていました。

この幼稚園、現在は隣町のさらに郊外に移転してしまいましたが、
跡地には現在、商業施設付きのマンションが建っているくらい
ですから、幼稚園としては破格の広さだったのでしょう。


 

 

しかし、カトリック幼稚園はなんのために存在するのか。

単にカトリック教会が収入を得るための”副業”として
やっているのでしょうか。いえ、そうではないはずです。

「天にめしますわれらが父よ…。」
記憶の中の祈りの言葉はなんか間違っている気もしますが、
純真無垢だった私たちなりに一所懸命祈っていました。

園長先生からはマリア様のお話を聞き、
クリスマス会ではキリスト生誕の物語を演じていました。
ちなみに私は「博士2」の役でしたが。

カトリック幼稚園の目的は、子どもたちにキリストの教えを伝え、
信者にするための布教活動の一環、言ってみれば一種の”野望”
だったはずです。

 

しかし、私たち三兄弟はキリスト教信者にはなりませんでした。

同級生のほとんども、卒園してから信者になったという話は
聞いたことがありません。

 

私だけ、高校時代に親の前で「キリスト教に入信する!」と
宣言したことはあります。

しかしそれはベートーヴェンやゲーテに心酔するあまり、
その作品の背景にあるキリスト教というものを知らねば
わからない一線、というものがあることに気づいたからでした。


 

その後すっかり熱は冷めましたが。

 

 

全国に540以上も存在するカトリック幼稚園。

それぞれの幼稚園が一学年30人だとしても、
毎年15,000人以上がキリスト教を習って卒園していく
計算になります。

しかしその卒園児のほとんどが信者になっていないのだとしたら
ある意味、キリスト教の”戦略”あまりうまくいっていない、ということ
なのでしょう。

もし日本人が「無宗教」なのだとしたら、こうした布教戦略は奏功し
瞬く間に日本はキリスト教国家になったことでしょう。韓国のように。

しかし日本はそうなりませんでした。

そこに日本人の独自の世界観、宗教観の”強さ”を感じます。

 

 

 

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

コメント

  • より:

    キリスト教布教において費用対効果と言う観点から見ると、
    日本ほど出費過多になった国は無いだろうと言ったのは
    司馬遼太郎でしたね。
    明治初期に日本旅行記を書き残したイザベラバードも、
    当時の日本人の宗教観のいい加減さを
    非難してます。
    ただ安芸門徒のような原理主義者
    も居るわけですよね。
    鶏か卵かなんかですが、日本が近代化していく為には
    宗教と言う呪縛から開放されていなけねばならなかった
    のも事実。
    宗教と言う呪縛がなかったがために近代化にいち早く
    成功したのか、近代化の為に国策として
    宗教から距離を置かせる国策を取ったのか・・・・
    宗教とはなにやら得体の知れない怖いものという感覚が
    あるようですが、どうなんでしょうかね。
    私は「強さ」というより、真面目に向き合ってこなかった
    だけと思えるのですが・・・・

  • みんみん(♂) より:

    へぇ、司馬遼太郎がそんなこと言ってたんですか。
    坂本龍馬という存在は、司馬遼太郎が作った
    ほとんど架空の存在のようですね。
    さらにドラマで拍車がかかっていますが、
    あんな豪傑じゃなかったようで。
    でもほら、自論をぶつまえになんか言っておくべき
    感想ってありません?かわいいとか、賢そうだとか…。

  • より:

    使用前・使用後ですかね。
    幼いころは皆かわいいんですよ。
    これがやがて三段バラの妖怪のように
    なってしまうとは・・・・・

  • みんみん(♂) より:

    まあまあ、そんなに妬まなくても。
    「妬み」は現代の日本人のいちばん悪いところですからね。
    で、秀さんはむかし誰に似ていたんでしたっけ?
    まあ、秀さんの場合は自己申告で証拠もないですからねぇ。

  • より:

    むかし?今だってダルビッシュ似のおやじと言われてます。
    みんみんさんは今誰に似てるって?
    ほら、あの例の口の達者なグルメな政治家・・・・

  • だから、証拠なしに好き放題言わないでいただけます?
    秀さんがダルビッシュに似ているなんて、
    少なくともオフ会の席で言った人間はいませんよ。
    「すけべそう」
    「目つきがいやらしい」
    という人はいたような気がしますが。
    あ、もしかしてそこがダルビッシュに似ていると
    言われるゆえん?

  • より:

    なんで出たこともないオフ会で
    私の写真が出回っているんですか?
    どーせ酒の肴にして言いたいこと
    言ってるんでしょうね。

  • みんみん(♂) より:

    出たこともないオフ会、って
    広島時代にさんざん出席しておいて
    なに言ってるんですか。
    日経の野瀬さんとあの店で
    冷しトマトにソースかけて味見して
    ひっくり返って喜んでたのも忘れたんですか?
    感想は当時のもの(一部想像)ですよ。

  • より:

    へー当時そんな変な感想誰から聞いたんですか?
    「ダンディおやじ」とか言われた覚えありますけどね。
    陰でみんみんさんが嫉妬のあまり言いふらして
    いたんでしょうね。

  • みんみん(♂) より:

    「ダンディおやじ」は私がつけてさしあげたニックネームでは?
    なんてオヤジに優しい主催者なんでしょ、私って。
    そういえば、なまこ様が秀さんからワインをもらったあとに
    なんか感想を言っていましたねぇ…。

  • より:

    ほーそうですか。
    でもそれこそ藪のなかじゃぁありませんか
    ホントかどうか判ったもんじゃない・・・・

  • なまこ様本人に聞いてみましょうか?
    あの高そうなワインをもらったとき、
    秀さんの下心を感じたかどうか…。

  • より:

    はいはいどうぞご自由に・・・・
    どっちが下心あったもんか、歴史が証明してますよね。

  • 秀さんの場合はオヤジの下心。
    私の場合は若者の純真な心。
    全然次元が違う話ですってば。
    ねぇ。

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