発売はまだ3か月も先だというのに、えらい気合の入りようです。
上の写真のパン。
串が刺さっている方が「コシヒカリ」、刺さってない方は「はえぬき」。
つまりこれ、コメでできたパンなんです。
コシヒカリはもちもちっとしていてふにゃっとした歯ごたえに対し、
はえぬきはさくさく、カリカリッとした歯触り。
炊飯してごはんとして食べるよりも、品種の違いを大きく感じるのには
驚きました。いろいろ替えて味の違いを楽しめるなんて、
コメ好きの私にはけっこう楽しみです。
これは、三洋電機が今月発表したホームベーカリーの新製品
「GOPAN」で作ったもの。
これまでにも米の粉でパンを作れるベーカリーはありましたが、
この「GOPAN」はなんと、米粒からそのままパンを焼けます。
米粒を粉砕するのではなく、水に浸してペースト状にしてからこねるため、
スーパーや米屋から買ったお米をそのままパンにできるという画期的な
製品です。
で、三洋はこの製品に並々ならぬ自信と期待があるのでしょう。
発売は10月だというのに、発表早々の今月21日から
表参道のカフェで試食キャンペーンを始めてしまいました。
場所は表参道のカフェ「ZipZap」。
明治通りから一本入った、穏田(おんでん)と呼ばれる地区にあります。
試食キャンペーンといっても、タダでみんなにふるまうわけではなく、
ZipZapの正規のメニューをちゃんと注文した人に、おまけとして
小皿をふるまうというもの。
出てくるのはパン二切れと、肉じゃがと海苔の佃煮。
それぞれトッピングして味の相性を試してください、とのことです。
(あれ?三洋のホームページの写真を見ると前日にはパンはもう二切れあったようですが…。)
小皿にはアンケートが添えられ、どちらとの相性が良かったかが
まず聞かれ、そのほか男女・年代、どうやって「GOPAN」を知ったか、
そして最後にこの製品にどの程度興味があるかを聞かれます。
しかし、コメでできたパンとは言え、肉じゃがと海苔の佃煮の
どちらとの相性がよかったかなんて質問に何の意味があるのか
わかりません。
パンという形になった以上、合うのは洋食であって、
みんなそういうスタイルで食べるはず。
コメでできてるからといってわざわざ納豆や辛子明太子を乗せて
食べる人間がいるというのでしょうか。
なんかアンケートの方向が間違っている気がします。
とはいえ、これまでにない画期的な製品に、ごはん好きの私も
かなり心を揺さぶられ、すぐにでも手に入れてコメのパンを焼いてみたい
気になってしまいました。
楽しみです。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/
コメント
で、食べたの食べなかったの?
感想は最初のほうに書いてありますけど、
なかなかおいしかったですよ。
うらやましい?
あんまりインパクトが無いみたく感じられるんですけど・・・・
でもねぇ・・・わざわざパンにしなくたってそのままが美味しいのに。
麦ってそのまま炊いて食べてもまずいからパンにした訳だし。
麦飯って食べたことありますか?小さいとき食べた記憶ありますけど、
それはそれはマズイもんでした。だからバターや卵やミルクを混ぜて
食べられるモンにしたんだなぁって思ってますけど。
米あまりの対策の一環なんでしょうかね。
いえいえ、ホントに欲しくなるくらいおいしかったんですよ。
たしかに、ごはんのほうがおいしいじゃないか、って言われたら
たしかにそうなんですけど、ベトナムのフランスパンも実は
米の粉が入っているそうですからパンにしてもそこそこには
なると思いますよ。
まあ農水省は大喜びでしょうね。
コメ余りの状況を緩和してくれるって。
これってまさか国の補助がでてるんじゃぁ・・・・
前もっては出ていないでしょうけど、
これからは農水省や全農が丸抱えで
大キャンペーンをしてくれるんじゃないですか?