ほんとうにおいしい店だけのグルメガイド
東京とっておき! !

幸福を笑うな。

2010.05.17

 

広告にはときどき、いったいどういう意図でこうなったのか
まったく理解できないものがあります。

最近の身近な例で言えば、サントリー烏龍茶の
「幸福を笑うな」

 

なぜ「幸福」が笑う対象にならねばならないのか。
その前提を提示してもいないのに、この広告は我々に命令するのです。

私はこのコピーを見るたびに、猛烈な嫌悪を覚えます。

商品の特性を語るわけでもなく、社会へのメッセージがあるわけでもなく、
単に「幸福」と「笑うな」という単語の組み合わせの意外性を狙うだけ。
何のメッセージも感じられません。

相当に不評だったのでしょう、このコピーはあっと言う間に消えてしまいました。

しかし、上には上がいるもの。

もっともっと理解できない広告がありました。


「誰にも相手にされない私、ラグナロクオンラインではチョー頼りにされてんだ。」
地下鉄駅構内に掲示された、ネットゲームの広告です。

「誰にも相手にされない私」が、ここでは「チョー頼りに」されるんだそうです。

しかも…。


「ってゆーか、見た目で判断するの、おかしくね?」

見た目で判断するの、おかしくね?と主張しているということは
この広告が対象とするのは見た目が良くない人々、ということ。

しかもご丁寧に、北関東訛りをルーツとする”語尾上げ”です。

「誰にも頼りにされない」「見た目が良くない」人々が集まる場所。

あなたは、こんな場所(ウェブサイト)に行きたいですか?

まったく理解できません、この広告。
作り手の頭の中身を疑います。

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

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