春になると、おがさわら丸が漁船を背負って父島に向かう姿が見られます。
親亀の背中に子亀が…ではないですが、なんともユーモラスな光景。
定期船が船を積んで走る光景が見られるのは全国でもここだけだそうです。
この船は、島の若い漁師の門出の船。
島に来ておよそ10年。
厳しい修業ののちに晴れて独立するための船を、
本土で買って持ってくるのです。
船の上の船。
小笠原の春の風物詩です。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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