Google が、きょう(29日)から
北朝鮮の詳細な地図をGoogleMapsで公開しはじめました。
上は、平壌(ピョンヤン)の地図。
これまでまったく明らかにされることのなかった
道路・鉄道などが詳細に描き込まれています。
しかも驚いたことに、航空(衛星)写真つき。
上の地図とほぼ同じエリアの航空写真です。
さらに信じられないのは、詳細な航空(衛星)写真もあること。
平壌駅前の写真には、市民が通勤・通学する様子まで
写されています。
また、こちらには非常に小さな屋根がひしめいています。
低所得者層の住宅なのでしょうか。
金日成像もありました。
最近横に建てられたという金正日像が並んでいるのも
確認できます。
その影の長さと、ゴマ粒のような人間の影から
巨大さが実感できるでしょうか。
しかし、かつて太平洋戦争中に日本が地図の内容を
規制したことからもわかるように、地図は一種の軍事機密。
どこを爆撃すれば効果的かといったことなどがわかってしまう
ためです。
ベトナムもつい最近まで地図作成を規制していたため
タクシー運転手ですら地図を読めない人が多かったりします。
しかし北朝鮮の場合、衛星写真は勝手に撮られたにしても、
道路・鉄道まで記載された地図を公表するというのは
国家として何らかの協力をGoogleに対してしているということ。
先日、Googleのエリック・シュミット会長が北朝鮮を訪問した
ニュースが流れましたが、それと関係があるのでしょう。
とにかく、ここまであけっぴろげにすることは、これまでの
この国からは考えられないこと。その意図をはかりかねます。
そして極めつけがこれ。
なんと、プルトニウム濃縮施設や核の研究所の場所まで
しっかりと明らかにされています。
…ここまでさらしちゃっていいのか?北朝鮮。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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