ほんとうにおいしい店だけのグルメガイド
東京とっておき! !

シュールな滑り台。

2011.02.01



なんともシュールな滑り台です。





神楽坂にある児童公園。
この場所を見つけたのは、まったくの偶然でした。


世の中にゾウの滑り台というのは数あれど、

ここまで独特の雰囲気と迫力を醸し出しているものは、
日本広しといえどもこれだけではないでしょうか。

素晴らしい造形です。

この滑り台があるのは、あかぎ児童遊園。新宿区立の児童公園です。



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東西線神楽坂駅がある早稲田通りから一本裏の路地に

入った場所。高低差のある細長い敷地に造られています。


上から見ると、とくにへんてつのない公園に見えますが、

階段を下りて振り返ると。


斜面を覆い尽くすように耳を広げたゾウが2頭。


2頭の鼻がつながって滑り台となっています。

滑ってみましたが、なかなか楽しい。


目には、妙な迫力が。

ツタンカーメンの目を思い出させるこれらの造形も、

左官のコテで作ったのでしょうか。だとしたらすごい技術です。

しかし、これはいったいリアルなのかリアルでないのか。

リアルとはなにか。

見れば見るほど疑問が湧きあがるデザインです。


あなたも、ぜひ一度このシュールな空間に足を運び、

このゾウの迫力を全身で受け止めてみてください。

 

 

 

この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
http://www.totteoki.jp/negoto/


みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

コメント

  • より:

    このような造形物(オブジェ?)って作成者の名前は
    ないのでしょうかね?

  • みんみん(♂) より:

    ネットで検索してみましたが、知っている人はいないようですね。
    新宿区の公園ですけど、古いもののようですから
    区に聞いてもわかるかどうか。
    デザイナーもすごいと思いますが、これを造った職人技の
    すごさにも感激してしまいますよ。

  • より:

    島根県は益田市のあたりで、左官屋さんの
    「こて絵」というのがあったそうなんですが、
    それに近いような機がしますね。

  • みんみん(♂) より:

    蔵などに漆喰(しっくい)で立体の造形を施す「こて絵」って、
    左官のコテだけで生み出されるすばらしい技術なんですよね。
    私も写真でいくつか見ただけですが、その美しさにはびっくりします。
    このゾウの滑り台も、その流れをくむんじゃないかと思えるほど
    素晴らしい腕で作り上げられていますよね。

  • より:

    島根県の日原に「美加登屋」という鮎料理屋があるのですが、
    そこの「こて絵」にはいつも見蕩れてしまいます。
    もちろん鮎料理も美味しいですけど。

  • みんみん(♂) より:

    じゃあ「こて絵」も一緒に食べてください。
    <a href="http://www.visit-ohda.jp/591.html" rel="nofollow">http://www.visit-ohda.jp/591.html</a>

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