JRA (日本中央競馬会) に就職することを、
なんて言うと思います?
答えは「入会」。
これを初めて聞いたときはのけぞりました。
だって、競馬の胴元に「入会」ですよ。なんか変です。
さて、このたびの二週連続の大雪で、最も大きな
打撃を受けたのがこの JRA かもしれません。
まず先週末8日(土)9日(日)の東京開催が大雪で中止に
なり、代替開催を10日(月)と17日(月)に行うことに。
土日休みの人は平日にまで馬券を買ってくれません
から、その分収入は激減です。
さらに今週末の15日(土)16日(日)までもが大雪で
中止となり、代替開催を18日(火)と24日(月)に
行うことに。
土日4日間が全部平日になっちゃいました。
大損です。
さらに16日(月)もコースが融けた雪を含んだ馬場が
ぐちゃぐちゃなため代替開催すらも危ぶまれたとか。
泣きっ面に蜂、とはまさにこのことです。
そういえば雪による代替競馬と聞いて、ちょうど
20年前のことを思い出しました。
1994年2月14日(月)、雪で代替開催となった
共同通信杯で勝ったのがナリタブライアンという
馬でした。
ちょうどこのレースを見ていた私は、その圧倒的な
強さに驚き、「この馬は必ず三冠馬になる」と
確信し、周囲に触れ回ったものでした。
そして現実はその通りになり、ナリタブライアンは
史上最強馬の一頭として、多くの人々の記憶に
残っています。
ナリタブライアン
私自身、この馬にはいろんなものをもらいました。
正確に言うと、さらにビワハヤヒデとトウカイテイオー、
そしてラムタラを加えた4頭ですが、今の私がある
のは、これらの馬にもらったチャンスのおかげです。
ラムタラ
もう20年ものかなたになってしまいましたが。
この文章は「とっておき!!のねごと。」からのものです。
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