ほんとうにおいしい店だけのグルメガイド
東京とっておき! !

この店をひとことで表現すると、「こんな緻密なやきとん、見たことない」
でしょうか。


タンシタのバター醤油

とくに看板とも言うべき「タンシタのバター醤油」。

醤油のうま味とバターの甘みがとろんと融合してひと口目から
えも言われぬ快感。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、毎日
早い時間に売り切れてしまうのが何よりの証拠です。

なぜ「緻密」と表現するのか。それは焼きに対する猛烈なこだわり
です。

しそ巻(上)とアブラ

つくねのように形成されたもの以外、串ものは様々な形の肉片を
串に刺すため表面が一様ではなく大小たくさん突起部分があるため、
炙っていく過程でどうしても熱を多く受ける部分が少し焦げて
しまうことが避けられません。

焦げた部分は苦味を持ちますが、私たちはその存在を当たり前の
ものとし、うま味の一部として受け入れてきました。

ところがこの店では、一本一本焦げた部分をキッチンバサミで
切り取りながら焼いているのです。

たかだか1本100円とか150円の串にここまでの手間と愛情を注ぐ
プライドには恐れ入ります。もちろんほかの串も扱いは同じ。

バラ(ネギ塩)

もうひとつおいしいと感じたのは「バラねぎ塩タレ」。
たっぷりの白ネギの下にはとろっとしょっぱい塩油。
これが豚バラとよく合っているのです。

明治通り沿いにある店

この店が明治通りに開店したのはもう5年くらい前になる
でしょうか。

当初はすべての串で塩やタレなど客が選べるようになって
いたのですが、ある時を境にレバー・ナンコツ・バラに限り
2種類選べるほかは全てのやきとんが決められた味付けで提供
されるようになりました。

たとえばタンは塩レモン、ハツは塩、シロはタレ、ガツと
チレは醤油といった具合に。

レバー(みそ)

客に選ばせるとオーダーを取るのに時間がかかって面倒だという
理由もあったのでしょうが、それより素材と味付けの最適の
組み合わせを見つけたという側面のほうが大きいのでしょう。

歩いて10分ほどの高田馬場駅の裏には「みつぼ」というよく
知られたやきとんの店がありますが、「みつぼ」が臭みや苦みを
含めて素材そのものの味を“正しく”味わわせる店だとするならば、
ここ「高田屋」は素材の味を活かしながらそれをよりうまいと
感じられるよう丁寧な“化粧”を施す感じ。

九州人の私にとっては東京に来て初めて知ったやきとんという
料理の双璧とも言うべきふたつの店。

ぜひこのふたつを食べ比べてほしいと思います。

 

 

「高田屋」(西早稲田・やきとん)
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13120242/

 

みんみん(♂)とっておき!!支配人

福岡県生まれの九州男児。中学高校とブラスバンドに所属し、高校のブラスの先輩がタモリさんというのが数少ない自慢です。メディア関係の企業に就職し、転勤族だったため各地のおいしいお店を探して食べ歩きを始めたのがこのウェブサイトの原点。現在は、映像関係の会社を営んでいます。

店舗情報

店名 高田屋(西早稲田・やきとん)
ジャンル 居酒屋・バー, やきとん・ホルモン, 居酒屋
TEL 03-3203-1281
住所 新宿区高田馬場1-3-12
高田屋(西早稲田・やきとん)
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交通手段 西早稲田駅から徒歩5分
営業時間 17:00~24:00 日祝 17:00~23:00
定休日 祝日の月曜

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