【閉店しています】
長瀞でなら2時間3時間待ちは当たり前という天然氷のかき氷が、高田馬場で全く並ばずに食べられるとは。
長瀞の行列ができることで有名なかき氷店「阿左美冷蔵」監修というかき氷は、氷も当然、天然のもの。針状の結晶に沿って削り取られた氷はふんわりしていて、口のなかですぐさま融けて、冷たさに鋭いものがありません。
シロップもまた阿左美冷蔵の特製。桃の香りに控えめな甘さが天然氷にぴったり。これが500円なら真冬でも来てしまいます。
高田馬場の駅を出て左は坂があり、心理的に足が向かないのですが、たまたま用事があり坂を上ったのでついでにぷらぷらしてたら見つけました。
店名は「長瀞とガレ」。
長瀞にあるサンドイッチ店の支店のようです。
木をあしらった小さな店は、若い女性がひとりで切り盛りしています。
昼を食べ損なっていたのでまず目が行ったのは「武州豚の味噌漬け丼」。
実際に頼んでみると見かけはカフェめしのようで怯みましたが、食べてみると大当たり。
甘めの味噌が豚肉の旨味を引き出し、素晴らしいハーモニー。
しかし驚いたのはその下のご飯のおいしさでした。
ふわっとして甘みがあり、なんとも言えずおいしいのです。
帰り際にお米の炊き方でなにか特別なことは?と尋ねたところ「とくに…埼玉県産のお米を使ってるだけです」との返事でしたが、久々に外でおいしいご飯を食べた気がしました。
小さくていまにも吹き飛びそうな店ですが、夜もいろいろおいしそうなものをやってるようなので、時々通ってみようと思います。
とくに、天然氷のかき氷は必ず食うべし。
「長瀞とガレ 高田馬場店」(高田馬場・カフェ)
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13197067/